桜井さんはMr.Childrenとして政治的な事を考えさせられる、メッセージ性ある曲を披露しても、
ライブや雑誌などで政治的な発言をまったくと言っていいほどしません。
それはなぜでしょう。
これには桜井さんが持っている確固たる信念によるものなのです。
「歌手がライブ会場などでメッセージを発信することもあるが、彼らが信頼されてるのは音楽があってこそ。
なのに自分自身が信頼されていると勘違いし、言葉を発信するのは謙虚ではない」
という趣旨の発言をしています。
ようするに、信頼されているのは音楽であってそれを歌う歌手ではない。
ファンが支持してるのは自分たちの音楽 政治的な発言をしても支持する人は誰も居ない
だから歌手自身がMCなどで自分の主張をするのは、音楽に対して非誠実だというのです。
その上で桜井さんは「自分は音楽に対して向き合い、誠実でいたい」と語っています。
そんな桜井さんを一言で表すとしたら、「(an imitation) blood orangeツアー」で
桜井さんを紹介する際のギター担当・田原健一の言葉が何よりも正確でしょう。
「誰よりも音楽を愛する天才・桜井和寿」